【第19回】新フォーマット「オリジナル」の登場(11/13更新)
最近はようやく少しずつコロナ対策も整ってきて大会等も開かれるようになってきましたね。
そんなタイミングでデュエルマスターズのクリエイターズ・レターで大会のフォーマットについて
重大な発表がありました。それが
新フォーマット「オリジナル」
の登場という内容でした。
これまでは、(殿堂カードを除く)全てのカードが使える殿堂レギュレーションと、
最新の2ブロックのカードのみが使える2ブロック構築の2つが標準フォーマットでした。
ただ、2ブロックは使えるカードがかなり限られてくるのと、使えるカードの範囲が次々に変わっていくので
とっつきにくというのと、殿堂レギュレーションは汎用性の高いGRクリーチャーが必須になってくるので
新規や復帰勢が参戦しにくいという問題がありました。(最近また全能ゼンノーが高騰しているのも話題になりました)
どのようなレギュレーションなのか
新フォーマットのオリジナルはどのようなレギュレーションなのかというと、
・使用するのはメインデッキ40枚のみ
・超次元ゾーン・超GRゾーンは使えない
・デッキ外のカード(ドキンダム・ドルマゲドン・零龍)は使えない
というものです。つまり初期のころと同じ、「40枚のデッキ」だけしかいらないということです。
シンプルでわかりやすいですね。このレギュレーションでも殿堂ルールはもちろん適用されますが、
2ブロックのようにデッキに入れるカードに制限がないのもわかりやすいです。
ちなみにこれまでの殿堂レギュレーションは「アドバンス」に改名されるそうです。
「オリジナル」ではどのようなデッキが上位に上がるのか
今現在最強デッキといえば一番に上がってくるのはドラグナーですが、これは超次元ゾーンを使うので機能しなくなります。
また、ドッカンデイヤーやバーンメアなど、GR召喚による大量展開を軸にしたデッキタイプも基本の動きが出来なくなります。
零龍が使えなくなることで、少し前に話題にあったオカルトアンダケインもメインパーツを失うことになります。
メインデッキのみの構築となると、まず注目になるのは最新の十王篇をメインにしたデッキでしょうか。
元々デッキ以外のゾーンを使用せず、最新シリーズなので基本的にスペックが高くカードも手に入れやすいです。
特に最近では赤黒邪王門やギャラクシールドなどが殿堂レギュレーションでも十分な成績を残していますし、
「四強集結 → 最強直結パック」で強化されたモモキングも影響を受けずに戦えます。
十王篇以前のデッキでも、影響の少ない青魔導具や、カリヤドネ、マーシャルループは依然注目です。
そういえば今月末に出る「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」も超次元ゾーンを使っていませんね。
これから新しく始めるのもありですね!
まとめ
兎も角、デッキ外のカードが全て使えなくなることで、これまで考えてきた戦略やデッキの組み方が大きく変わってくるでしょう。
オリジナルとアドバンスではデッキ構築から全く考えが異なってくるので両方追っていくには大変ですが、
デュエルマスターズの戦略やデッキ構築の考え方が広がってこれから面白くなっていきそうです!
「オリジナル」の公認CSも来年1月から受付が始まり、来年春開催予定のグランプリでも採用されるようなので
今から新しいデッキを考えつつ楽しみに待ちましょう。